さくBは折り紙を折っている

saku B is folding origami.

見るか蹴るか(ゲーム)

「見るか蹴るか」というゲームを考えました。
色んな人数でプレイできるバリエーションがありますが、
今回は3人でプレイするゲームとしておきます。

各プレイヤーに1枚ずつ配られた所属カードによって、
赤軍か、ジョーカーのどちらかになります。
赤軍が2人、ジョーカーが1人です。
自分がどちらに所属しているのかは自分だけが知っている
非公開の情報です。

すべてのプレイヤーは3点のライフを持っています。
プレイヤーの行動によってライフが減っていきます。
0になると行動できなくなります。

ジョーカーと赤軍で勝利条件が違います。

ジョーカー 最初にライフが0になるか、最後まで生き残る
赤軍 ジョーカーの勝利を阻止する

赤軍の人は2人で協力して(味方や自分を犠牲にして)ジョーカーの勝利を食い止めなければいけません。

なんらかの方法で親を決めます。
カードを配った人やお菓子を持ってきてくれた人など
遊びに貢献した人を選ぶと良いと思います。

親の手番からゲームスタートです。

すべてのプレイヤーは自分の手番に
以下のどちらかの行動をしなければなりません。

サーチ 自分のライフを1点減らす。
自分以外のプレイヤーを1人選び、そのプレイヤーの所属カードを見る
アタック 自分以外のプレイヤーを1人選び、そのプレイヤーのライフを1点減らす

どちらかの行動を行うと、
その効果の対象となったプレイヤーに手番が移ります。
例えばAさんがBさんにアタックしたら、次はBさんの手番になります。
BさんがCさんにサーチを使ったら、次はCさんの手番になります。

アタックによる効果の対象となったプレイヤーのライフが0となった場合
もう一度同じプレイヤーが手番となります。

さて、このゲーム、
先手必勝でしょうか?後手必勝でしょうか?
それとも赤軍必勝?ジョーカー必勝?
あるいは運によって勝敗が決まるのでしょうか?

いろいろ考えているのですが、
どうもジョーカー側が有利な感じはしますが、
必勝とまでは言えない気がしています。

具体的なゲーム進行の例を以下に示します

赤軍のプレイヤーをR1、R2とし、ジョーカーのプレイヤーをJoとして
それぞれのライフを記述しています

R1 R2 Jo 手番 行動 対象 備考
3 3 3 R1 サーチ Jo R1がサーチをしたところ、そのプレイヤーはジョーカーだったようです。必然的にもうひとりのプレイヤーは赤軍です
2 3 3 Jo サーチ R2 先ほどR1がサーチをしたのでR1のライフは2になっています。ジョーカーもサーチをすることにしました
2 3 2 R2 サーチ R1
2 2 2 R1 アタック R2 R1がJoにアタックしてしまうと、Joのライフが1の状態でJoに手番が渡ります。この状態でJoがサーチすると、Joのライフが0になり、最初にJoが死んでしまいます
2 1 2 R2 サーチ R1 赤軍はとりあえず1人先に死なないといけません
2 0 2 R1 アタック Jo
2 0 1 Jo アタック R1
1 0 1 R1 アタック Jo
1 0 0 殴り合いの結果、赤軍が勝ちました